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執筆者の写真上原 朋子

久しぶりにコンサートを聴きに


白寿ホールで行われた、

"コンサートの再開方法を教えてください!リサイタル"

に足を運びました。(とてもわかりやすいタイトル!)

おそらく、緊急事態宣言明けで最も早い東京でのコンサートだったのでは?

私自身も聞きに行くのは4ヶ月ぶりくらいです。人生でこんなにコンサートに行かなかったことってあっただろうか。

会場では、検温、マスク、消毒、換気はもちろんのこと客席を2席ずつ空け、収容人数300人のところを70席限定にして「密」を避けた工夫がなされていました。

普段とは全く違うスタイルですが、これからはこれがスタンダードになってゆくのかもしれないのですね。

厳戒態勢による特別な緊張感はあったものの、同時にスタッフの皆さんの並々ならぬ想いも伝わってきて、お客さんも本当に楽しみにしてきている方ばかりという感じで会場が一体となっていました。

久しぶりの生音はとても感動しました。空間が振動している、と改めて実感しました。

大きな気づきもひとつ。

実はこれまで、演奏会にいらっしゃるお客さんの感動や喜びがどういうものなのかいまいちピンと来ていなかったのです。が、今回久しぶりに生の演奏を聴いて、突然目の前が鮮やかになる感覚がありました。全身の細胞が活性化されているようなその感覚は、次の日起きてからも続きました。

音楽は、変わらない毎日を彩り人の生きるエネルギーとなる重要な要素なんだとハッキリわかった1日でした。

(特別良い演奏だったからというのもあると思いますが...)


対策で大変だし、リスクも大きいし・・・そんななか演奏会開催を決断された主催やアーティストの皆さんにリスペクトです。 素晴らしい演奏会をありがとうございました。

また少しずつ演奏会に足を運んでいきたいです。



白寿ホール前のあじさいが見惚れる美しさでした


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